オンラインイベントやWeb会議が開催できるおすすめツール

人材採用 2023.11.02

こんにちは。「TECH PLAY Branding」ライターチームです。

近年、これまでリアルな場で開催されていたイベントや会議がオンラインで実施されるようになってきました。
この記事では、オンラインイベントやWeb会議(オンラインミーティング)で役立つおすすめツールをご紹介します。(2020年4月30日現在)

Web会議(オンラインミーティング)を行う

Web会議は、離れたオフィスにいる社員や顧客と音声や映像を通して情報の共有と迅速な意思決定を実現するためのツールです。
電話やメールを利用しても情報共有や意思決定は可能ですが、音声や映像だけでなくチャットツールやファイルの共有機能を備えたWeb会議ほどの利便性はありません。今やリモートワークには必須のツールとなっています。
ここからは、Web会議(オンラインミーティング)でよく利用されているツールをご紹介します。

Zoomミーティング

https://zoom.us/jp-jp/meetings.html

昨今、リモートワーク(テレワーク)のニーズが高まる中で急速にシェアを伸ばしているWeb会議ツールの1つです。特に便利なのが「バーチャル背景」機能です。リモートワークで自宅から接続する際、部屋を見せたくない人もスムーズに参加できます。

<主な特徴>

  • URLを共有するだけで簡単に会議を開ける
  • 無料プランでは3人以上のグループミーティングは最大40分まで
  • 有料プランにより最大500人まで参加可能
  • ミーティングの内容をローカルやクラウドへ記録可能
  • バーチャル背景が設定可能(部屋を見せたくない人向け)
  • スクリーンの共有が可能
  • テキストチャットが可能

Google Hangouts

https://hangouts.google.com

ハングアウトは、写真や絵文字、ビデオ通話を使って 1:1 やグループでの会話を楽しめる無料のコミュニケーションツールです。

<主な特徴>

  • 最大10人が参加可能
  • テキストチャットが可能

Google Meet

https://meet.google.com

Googleが提供するビデオ会議ツールで、従来は法人向けソリューション「G Suite」向けに提供されており、G Suiteユーザーの招待があればGoogleアカウントの有無に関わらず個人ユーザーもビデオ会議に参加できますが、個人ユーザー(Googleアカウント必須)でも最大100名までのビデオ会議を開催できるようになりました。

<主な特徴>

  • 個人向けは最大100人、法人向けは最大250人 参加可能
  • 個人向けは最大60分(2020/09/30までは24時間)、法人向けは最大300時間 利用可能
  • 個人向けはホスト以外もGoogleアカウントが必要
  • テキストチャット機能なし

Microsoft Teams

https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/microsoft-teams/group-chat-software

Microsoftが提供する、チャット・ビデオ会議・音声通話がひとつになった「Office 365」のチームコラボレーションサービスです。Word、PowerPoint、Excel のファイルにリアルタイムでアクセス、共有、編集できます。

<主な特徴>

  • スクリーンの共有が可能
  • テキストチャットが可能
  • 会議のスケジュール設定が可能
  • ミーティングの内容を記録可能
  • 最大10,000人のオンラインイベントを開催可能

Microsoft Teams 無料版

https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/microsoft-teams/free

Microsoft Teamsの「無料版」です。有料版との違いは、会議のスケジュール設定や記録、個人用ファイルストレージとの共有やユーザー管理ができないなどがあります。

<主な特徴>

  • スクリーンの共有が可能
  • テキストチャットが可能
  • 一般法人・教育機関向け
  • 個人はSkypeに誘導される

Microsoft Skype Meet Now

https://www.skype.com/ja/free-conference-call/

「Meet Now」は、Microsoftがビデオ通話・チャットサービスとして提供しているSkypeに、2020年4月から機能追加された無料のWeb会議サービスです。
会議用のリンクを生成したら参加者と共有し、会議を無制限に開催することができます。参加者はSkypeを使っていなくても問題なく、通話の記録や画面共有などミーティングに必要な基本的な機能が充実しています。

<主な特徴>

  • URLを共有するだけで会議を開ける
  • スクリーンの共有が可能
  • 通話の録画録音が可能
  • 最大50人でグループ通話が可能
  • 現状では「Microsoft Edge」と「Google Chrome」のみ対応

Cisco Webex Meetings

https://www.webex.com/ja/video-conferencing.html

Cisco社が提供するビデオ会議およびオンラインミーティングサービスです。無料プランでは、100人が参加できるビデオ会議、画面共有、パーソナル会議室が利用できます。

<主な特徴>

  • 1つの会議に100名まで参加可能
  • 1会議あたり24時間利用可能
  • スクリーンの共有が可能
  • テキストチャットが可能
  • ホワイトボード機能あり

Remo Conference

https://remo.co

バーチャルな会場にあるテーブルごとに分かれて会話ができるオンラインカンファレンスサービスです。他テーブルの会話が聞こえることがないので、グループワークなどに利用できます。また、登壇ステージに集めることで参加者に向けてプレゼンテーションができるようになります。

<主な特徴>

  • 1テーブル6名まで
  • テーブルごとに会話
  • テーブル移動は自由

Facebook Messenger

https://about.fb.com/ja/technologies/messenger/

Facebookが提供するメッセージングサービスですが、ビデオチャット機能を使用してグループでのビデオ通話が可能です。また、「Zoom」と競合するビデオミーティングサービスとして「Messenger Rooms」が発表されました。こちらはURLでの招待なので、Facebookアカウントを持っていない人でもミーティングに参加できるようになります。(現在、一部アカウントからロールアウト中)

<主な特徴>

  • 最大50人まで参加可能

FaceTime

https://support.apple.com/ja-jp/HT204380

Appleが提供するビデオ通話アプリです。グループでの通話は、FaceTimeアプリまたはメッセージアプリのグループチャットから始めることができます。

<主な特徴>

  • 最大32人まで参加可能
  • Mac OS / iOS で利用可能

オンラインイベントをライブ配信する

講座やトークの内容を見てもらうだけであれば撮影した映像をアーカイブして公開すれば良いのですが、参加者(視聴者)とコミュニケーションを取ったりリアクションを感じ取ったりすることは難しくなります。
このため、イベントの臨場感や参加者の反応をよりリアルタイムで感じられるような「ライブ配信」イベントが数多く開催されるようになってきました。

そんなオンラインイベントの「ライブ配信」でよく利用されているツールをご紹介します。

YouTube Live

https://www.youtube.com/live

最もよく利用されているライブ配信ツールとして「YouTube Live」があります。ライブ配信機能を利用するためには最初に申請が必要ですが、申請完了後はすぐに配信を開始することができます。
直接YouTubeから配信することもできますが、ライブ配信ソフトウェアやWeb会議ツールと連携して配信させることもできます。

<主な特徴>

  • ライブ配信を行うには最初に申請が必要
  • チャットで視聴者とコミュニケーション可能
  • 限定公開(URLを知っている人だけ視聴)可能
  • ライブ配信ソフトウェア(OBS Studio 等)から配信可能
  • 配信終了後にアーカイブを観ることも可能(公開されている場合)

Facebook Live

https://www.facebook.com/facebookmedia/solutions/facebook-live

Facebookでもライブ配信ができます。基本的にはYouTube Liveと同等の機能が備わっていますが、Facebook内での繋がりを元に配信されるため、通常の投稿と同様に公開範囲がより細かく設定できます。

<主な特徴>

  • コメントで視聴者とコミュニケーション可能
  • 公開範囲を設定可能
  • ライブ配信ソフトウェア(OBS Studio 等)から配信可能
  • 配信終了後にアーカイブを観ることも可能(公開されている場合)

cluster

https://cluster.mu

スマートフォンやPC、VR機器など様々な環境からバーチャル空間に集まってイベントに参加したり、友達とコンテンツを楽しめるバーチャルSNSです。カンファレンスやトークイベント、展示会など様々なシチュエーションで利用可能なツールです。

<主な特徴>

  • バーチャル空間やアバターをカスタマイズ可能
  • チケット販売などのマネタイズ用機能あり
  • VR機器を使用すると没入感がアップ

Twitch

https://www.twitch.tv/p/ja-jp/about/

Amazonが提供するライブ配信サービスで、元々はゲーム配信に特化しているサービスですが、イベントや講演会などの配信にも利用されています。

<主な特徴>

  • ゲーム配信に特化しており、世界中のゲーム好きが集まる
  • PCやスマホアプリ、Fire TV Stickなど様々なデバイスに対応

Zoomビデオウェビナー

https://zoom.us/jp-jp/webinar.html

何かと話題の「Zoom」でオンラインセミナー(ウェビナー)向けに提供されている有料のサービスです。セミナー中にリアルタイムでアンケートを実施することや、申し込みフォームから参加者の情報収集を行うことができます。

<主な特徴>

  • 質疑応答、アンケート、出席者などのレポート作成と分析が可能
  • 最大1万人(視聴のみ)に情報発信可能
  • リマインドメール配信、視聴後のアンケート配信が可能
  • YouTube LiveやFacebook Liveに配信可能

チャットでコミュニケーションをとる

近年のビジネスシーンでは、メールの代わりとなるコミュニケーションツールとしてチャットサービスが利用されるようになってきました。より簡単・確実に多人数とコミュニケーションを取ることができ、ビデオ通話機能も備わっているため、メールでは伝えるのが困難なニュアンスも音声や映像で確実に伝えられます。
リモートワークでも活躍するチャットサービスですが、ビジネス用途以外にもコミュニティ活動を行う上で必要となる会話や連絡用ツールとしても活用されています。

Slack

https://slack.com/intl/ja-jp/

世界中で利用されるビジネスチャットツールの代表格です。無料でも十分に使える機能が備わっており、チームの規模を問わず世界中でたくさんの人がリモートワークに活用しています。

<主な特徴>

  • どんな種類のファイルでも気軽に共有可能
  • ビデオ通話、音声通話、画面共有も可能
  • 1,500以上の外部サービスと連携可能

Chatwork

https://go.chatwork.com/ja/

国産のビジネスチャットツールで、メール・電話・会議・訪問など仕事で必要なコミュニケーションをより効率的にするビジネスチャットです。ビデオ通話にも対応しており、離れた拠点の社員や遠方のお客様とも簡単に会話ができます。

<主な特徴>

  • タスク管理機能
  • ファイル共有機能
  • 外部サービスと連携可能

Discord

https://discordapp.com

Discordは当初、ゲームを通じて人々をつなげるツールとして開発された無料ボイスチャットアプリです。現在、ゲームの枠を超えて様々なシーンでこのツールが活用されています。

<主な特徴>

  • ボイスチャット可能
  • プラグインやbotの導入可能

その他イベントで役立つツール

Slido

https://www.sli.do

Slidoは、イベントやセミナーで質疑応答(Q&A)とアンケートへの投票ができる無料の質疑応答サービスです。Q&Aや投票を通じて参加者からリアルタイムに意見を収集できます。

<主な特徴>

  • 匿名で登壇者・発表者に質問をすることが可能
  • 参加者はアカウント不要

最後に

リモートワーク(テレワーク)が一般的となった昨今において、オンラインでコミュニケーションが取れるサービスは群雄割拠の時代となっています。
まずは試用期間や無料の範囲で使用感を確かめ、開催するオンラインイベントやWeb会議の内容・規模・予算などに合わせて、どのサービスを本格的に利用するか検討してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

TECH PLAY BUSINESS

パーソルイノベーション株式会社が運営するTECH PLAY。約23万人※のテクノロジー人材を会員にもつITイベント情報サービスの運営、テクノロジー関連イベントの企画立案、法人向けDX人材・エンジニア育成支援サービスです。テクノロジー人材のエンパワーメントと企業のDX化の成功をサポートします。※2023年5月時点

よく読まれている記事

\「3分でわかるTECH PLAY」資料ダウンロード/
事例を交えて独自のソリューションをご紹介します。

エンジニアの採用・育成・組織設計ならTECH PLAY

よく読まれている記事

「3分でわかるTECH PLAY」
資料ダウンロードエンジニア/DX人材の採用課題を解決するソリューション・事例を豊富に掲載